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総選挙~菅直人さん、大河原まさこさん当選!そして小池都政は…

 9月28日の突然の解散からもうすぐ一か月。政治状況が目まぐるしく変わるなか、10月10日公示、22日投開票で衆議院総選挙が行われました。
 大きな結果としては、自公が3分の2を超える議席を獲得し、憲法改「正」への動きが加速することが危惧されます。一方で安保法制反対や原発ゼロの姿勢を明確にして市民政党的な側面を打ち出した立憲民主党の誕生と堅実な支持の広がりには、ちょっとワクワクしています。

 

 東京18区(小金井市、府中市、武蔵野市)では、応援した菅直人さんが小選挙区で自民党の土屋候補に競り勝ちました!府中では4000票負け、武蔵野で2000票、小金井で3000票上回った1000票差の当選です。小金井では昨年の都知事選、7月の都議選に続いて、市民と超党派の市議が前面に出た盛り上がりをつくることができました。菅さんが「小金井モデル」と呼んだ、多様で活発な様々な市民・政治活動とていねいな調整を背景にした市民選挙スタイルです。

 立憲民主党では、北関東ブロックで大河原まさ子さん、神奈川の阿部知子さん、北海道の池田まきさん、大阪の辻元清美さん、尾辻かな子さんと心強い女性候補も続々と当選しました。
 立憲民主党が、これから、市民に開かれたボトムアップの政党の実態をどう創っていくのか、応援した立場からも問われます。

 

 そして、希望の党の誕生と、「選別・排除」の方針に象徴される小池代表の独裁的な運営が露わになったことによる大失速。小池ブームはそう長くはないとは思っていましたが、こんなに早く支持を失うとはちょっと想定外です。
 でも、都議会は7月の都議選で選ばれた都民ファーストの会多数の構成のままで、小池都知事は、都知事選、都議選で掲げてきた情報公開や古い体質からの脱却などにどんどん逆行しています。この捻じれ、なんとかならないものでしょうか。