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「豊洲新市場移転差し止め請求」が提訴されました

 東京都は「10月6日築地市場の営業終了、11日豊洲市場開場」に向けて手続きを進めていますが、9月19日、築地の仲卸業者さんたちが、東京地方裁判所に「豊洲新市場移転差し止め請求」を提訴しました。弁護団長は宇都宮健児さん(元日弁連会長)です。
 *詳しくは築地女将さん会HPをご覧ください
  ⇒http://tsukiji-okami.jp/news/archives/550

 

訴状の概要は次の内容です。
1.豊洲市場への移転が強行されようとしている
2.本件訴訟及び申し立ての当事者
  56名が原告又は申立人
3.豊洲市場の土壌汚染は解決されておらず、食の安全・安心は確保されていないこと
4.多くの仲卸業者が豊洲市場への移転の中止・凍結を求めていること。
5.原告(申立人)仲卸業者らの人格権に基づく豊洲市場への移転の差し止め請求

記者会見での築地女将さん会からの発言を重く受け止めたいと思います。
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築地市場の移転計画は、全部が嘘と偽りでした。『盛り土』も嘘でした。『地下水管理システム』も嘘でした。『東京ガス創業由来の汚染物質は全て除去』も嘘でした。『効果的な物流』も嘘でした。『コールドチェーン』も嘘でした。『賑わいの創出』も嘘でした。全てが嘘なのです。これで移転計画が中止にならなければおかしいと思います。