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【コメント】女性蔑視の森発言をジェンダー平等社会に転換する契機に!

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 2月3日の東京オリンピック・パラリンピック組織委員会で「女性がたくさん入っている理事会の会議は時間がかかります」などの女性蔑視発言をした森会長が辞任し、2月18日、参議院議員の橋本聖子さんが新しい委員長に就任しました。
 残念ながら、これで、この問題が終わったわけではありません。

 橋本聖子委員長のフィギアスケート選手へのキス強要や、安倍首相とのハグの強要などのセクハラ・パワハラの事実には愕然とさせられました。
https://twitter.com/KENZO52302058/status/1364843034463006720

 また、橋本議員の後継で男女共同参画担当大臣となった自民党の丸川珠代議員が1月30日に全国の約40人の都道府県議会議長に「選択的夫婦別姓の導入に賛同する意見書を地方議会で採択しないよう求める文書」を連名で送っていたことが明らかになりました。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/88398

 本当に残念ながら、女性だからジェンダー平等の理解があるとは限りません。

 

 そもそも、森発言はJOCが女性委員を増やす方針を話し合う場で行われたものでした。
オリンピック憲章や女性差別撤廃条約などに反するとして、国内外からの大きな批判を受け、辞任を求めるネット署名は一気に15万筆を超えました。
 形だけの謝罪や撤回で幕引きを図ろうとした経過は、森さんの個人的資質を超えた、日本社会の根深い欠陥や古い体質をいっそう明らかにしました。

 

 国は、2020年までに社会の指導的地位の3割を女性が担うという男女共同参画の目標を掲げていたのに17年かけても達成できなくて、昨年、「20年代の可能な限り早い時期」に先送りしてしまいました。

 日本のジェンダーギャップ指数は153カ国中121位。
 衆議院の女性議員比率はたった10%で、2/15に発表された最新の世界ランキングでは190か国中153位です。
https://www.globalnote.jp/post-3877.html

 自治体議会でも「女性ゼロ・女性ひとり議会」が40%以上もあり、特にもの言う女性議員へのパワハラやセクハラも横行しているという現状です。

 7月の都議選、秋までに行われる衆議院選挙での各党の女性候補の比率が問われます。

 

 東京都では、いま、3/13まで、「未来の東京」戦略へのパブコメを実施中です。
https://www.seisakukikaku.metro.tokyo.lg.jp/basic-plan/mirainotokyo-senryaku_d/html5.html#page=1
*パブコメが終了したのでこちら↓↓でご覧になれます。
https://www.seisakukikaku.metro.tokyo.lg.jp/basic-plan/mirainotokyo-senryaku/html5.html#page=1

 そのビジョン3「女性活躍」では、2040年代のめざす姿として「政治家や企業のトップの半数が女性」「ジェンダーギャップ指数は世界トップ10位」などを掲げ、そのための戦略やアクションプランも示されています。
 さまざまな環境整備の政策が並んでいますが大胆さが足りない印象です。問題は、その実行への本気度、優先度です。

 まずは2030年に向けた政策目標が6つ挙げられています。
https://www.seisakukikaku.metro.tokyo.lg.jp/basic-plan/mirainotokyo-senryaku/html5.html#page=137

例えば
・東京都の管理職の女性比率 2020年20.2%➔2030年30%
・男性の育休取得 2019年11.8%➔2030年90%台

 

 これも、相当な覚悟で臨まなければ実現できません。
 都議会のチェックも重要です。

 

 ジェンダー平等は、自由な言動を尊重しあって個性を輝かせる社会です。
 どんな性の人もその人らしく生きることが、豊かな社会をつくります。

 今回のこの怒りやモヤモヤした思いを、改めて、ジェンダー平等社会に転換する契機に、着実な変化につなげていきたいと思います。

 

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