【一般質問】第2回定例会で初めての一般質問
第2回定例会の6/8本会議で、初めての一般質問をしました。
都議会の一般質問は年1回13分(質問)だけ。小金井市議会は年4回の毎議会で1時間(質問と答弁)、一問一答でしたので、全く勝手が違います。登壇はこの日の最後の14番目。質問通告は5項目。再質問も行いました。
知事答弁がなかったのは残念でしたが、小金井の道路問題を議場のみなさんにしっかりと伝えることができたと思います。
<録画>
https://www.gikai.metro.tokyo.jp/live/video/220608.html
(下の発言者名をクリックしてから画面の△をクリック)
<議事録速報版>
https://www.gikai.metro.tokyo.jp/record/proceedings/2022-2/03.html#14
<概要>
❶都内唯一の自然再生事業を損なうことになる都市計画道路・小金井2路線の中止を
都市計画道路小金井2路線の予定地を含む一帯は、武蔵野公園と重なり、東京都景観条例の「景観基本軸」に指定され、自然再生推進法に基づく取り組みが行われている地域です。小金井市議会は「見直し・中止」を求める意見書を6年間で11本提出するなど地元住民の合意はありません。予定地の自然環境の認識を知事に問い、事業中止を求めました。
「自然環境等に配慮した道路構造等を検討。様々な意見があることは承知。市民と意見交換を行う等、丁寧に対応する」と都技監。知事は答弁しませんでした。
❷貴重な自然エリアの一部である都立武蔵野公園の整備および維持管理は市民協働で
生物多様性保全利用計画策定のため、専門家や環境団体へのヒアリングが行われている武蔵野公園で、環境を損なう防災放送設備の工事が突然開始され、住民要望で中断。自然環境に配慮し、住民等に説明しながら取り組んでいくとの答弁でした。
❸檜原村に計画されている産業廃棄物処理施設は住民と環境に最大限の配慮を
湾岸の工業地帯を除けば都内最大規模の産廃焼却施設計画への地元の反対の声が高まっています。住民意見を含め、専門家の意見を聞き透明性の高い審査を行うとの答弁でした。
❹気候危機対策、東京電力ホールディングス株式会社への株主提案について
都が行った株主提案は、柏崎・刈羽原発の再稼働や横須賀石炭火力の稼働を求めるものではないか、石炭火力の廃止と再エネ強化を求めるべきと質しましたが、国に判断責任を委ねる残念な答弁でした。
❺ジェンダー平等・人権政策として、混合名簿の「全校での導入」の速やかな実現を
ジェンダーバックラッシュにより滞った小中学校の出席簿の混合名簿化について、新教育長より「教員むけ指導資料に記載、校長研修会等で重要性等について周知」と前向きな答弁がありました。
➡東京新聞ですぐに報道されました。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/182383
性別による思い込み解消を 男子先の「男女別名簿」受け、都内の全公立学校に指導資料を配布 都教育長 2022年6月8日 21時45分