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【報告】8/31 第12回 都議会報告会

 (報告= 岡田ちひろ)

 8/31(土)午前、小金井 宮地楽器ホールのスペースDとオンラインをつないで、第12回の都議会報告会を開催しました。司会は横須賀雪枝さんが担当。

 今回は第2回定例会(5/29〜6/12)の報告と、7月の都知事選で感じたこと、東京都について思うことなど、参加者と漢人あきこと意見交換しました。
 会場18人、オンライン12人計30人の参加でした。

◆2024年第2回定例会の報告・・・

 漢人から、3期目を迎えた小池都政の課題を、第2回定例会と都知事選を振り返りながら報告しました。
 6/5の本会議で、3回目の一般質問。 「環境より開発優先に転換した小池都政の8年の検証」をテーマに次の4項目について知事の認識を質しましたが、すべて自らは答弁に立たず、実質答弁拒否でした。 
1.環境を破壊し民意に反する都市計画道路小金井2路線
2.街の将来像を根底から覆す公園まちづくり制度や都民の暮らしとかけ離れた都市整備
3.絶望的な2030年カーボンハーフと気候政策
4.知事の人権認識の誤り
*詳しくはこちら➡https://kandoakiko.com/blog/2024/06/4567/

◆都知事選で感じたこと、都政について思うことなど

 7/7都知事選挙の結果は現職の小池百合子さんが、広島県安芸高田市元市長の石丸伸二さん、立憲民主党、共産党、社民党、緑の党などが支援した元参議院議員の蓮舫さんらを抑えて、3回目の当選を果たしました。
 「知事の人権認識は誤り 知事としての資質に問題あり」と一般質問でも指摘した漢人は、蓮舫さんを応援しましたが、ちょっと衝撃の3位でした。

《参加されたみなさんの発言から》

〇結果にがっかりして、都政に関心を持つのをやめたくなる、このまま小池都政を放っておいていいのか?

〇みんな都知事選に関心がない。一人街宣をし発信をした。自分で言わないと誰も言ってはくれない。恥ずかしいかもしれないが一人一人が声を上げることが意味がある。

〇街頭スタンディングをした。結果を見て私たちがスタンディングをしても無駄なのか、もうやだわと思うけど、一人街宣する人が増えていったことは変化を生み出している手応えだ。

〇「進化する都立公園」と題し、TV番組でBBQができたりだとかアクティビティの充実を良いこととして発信されていた。それでいいのか?公園とは誰もが使える自由な場所のはずなのに、視点を正さないと都立公園の樹木の伐採は止まらないのではないか?

〇国立公園にホテルを作ることを肯定的に伝えるTVを見た。公園は稼げる場所?

〇議員インターンの大学1年生の鈴木さんからも感想をいただきました。
 私は、今回、初めて都議会報告会というものに参加させていただきました。
 いままでの約1ヶ月間のインターンでも都政について、少し知ることはできましたが、それだけではなく、他にも多くの問題があることを知ることができました。普段ニュースやネットから得る情報で、日比谷公園の再生整備や神宮外苑などの問題について知ることはできますが、なぜその問題がでてきたのか、ということや、会議の担当者が本当に正しいのか、ということについて、考える必要があると知ることができて、とても興味深かったです。
 さらに、市民の皆さんとの意見交流の際には、都政について関心をもっていたり、取り組みをされている方が自分の意見を主張するところを、みて、多くの市民が政治に関心をもって判断をするということが大切なのだと感じました。
 しかし、参加されている方々は年配の方が多く、若い方々の参加者は少なかったため、もっと、若い世代の方々が関心を持つことも大切だと感じました。
 1人が良い選択をしても、何も変わらないだろうと思っていましたが、一人一人が正しい選択をすることで、少しずつ都政が変わっていくのだと思うことができました。