【臨時会】都議会自民党「裏金問題」による議長辞職に伴う正副議長選挙
本日2月10日(月)、都議会自民党による「裏金問題」(政治資金パーティーのバーティ―券の売り上げの一部を中抜きして収支報告書に記載しなかった問題)で、議長が不記載のあった26人のうちの1人だったことから、辞職の申し出があり、臨時会が招集されました。
録画はこちら➡ https://www.gikai.metro.tokyo.lg.jp/live/video/250210.html
新任の警視総監の紹介とあいさつなどの後、まず、議長辞職の許可を議決。
続いて議長選挙が行われました。
<議場閉鎖⇒投票用紙の配布⇒投票箱の確認⇒呼名されて順番に投票⇒第会派の代表の立会いの下で開票⇒結果報告⇒新議長挨拶>という流れです。
副議長の増子議員が議長になったため、同じ手順で副議長選挙も。
〇選挙結果
議長選挙 有効投票122票
増子ひろきさん(都民ファーストの会) 95票
大山とも子さん(共産党都議団) 21票
もり愛さん(ミライ会議) 4票
上田令子さん(自由を守る会) 2票
副議長選挙 有効投票118票 無効票4票
谷村孝彦さん(都議会公明党) 91票
大山とも子さん(共産党都議団) 21票
もり愛さん(ミライ会議) 4票
上田令子さん(自由を守る会) 2票
都議会はこれまで、ずっと一番人数の多い第一会派から議長、第二会派から副議長を選出してきましたが、今回は自民党が正副議長を出さないとのことで、結果としては第二会派の都民ファーストの議長、第三会派の公明党の副議長となりました。
議会運営委員会では、今回は慣例に準ぜず、所信表明もして議長選挙をしようとの意見があったそうで、本会議でも「会派の発言」を求める動議が出され、賛成しましたが、賛成少数で実現しませんでした。
私は、今回の「裏金問題」への都議会としての取り組み、少数会派にも配慮した民主的な議会運営を判断基準に投票しました。
参照:東京新聞 裏金不記載で辞任 都議会の次の議長を選ぶ選挙は「慣例」変えずに… 議会運営の方針を示す機会なのに
https://www.tokyo-np.co.jp/article/384721