【神宮外苑議連の報告】1/21「樹木伐採と移植」学習会&アセス条例改正提案
「神宮外苑再開発をとめ、自然と歴史・文化を守る 東京都議会議員連盟」(漢人も共同代表の1人)は、1/21に公開学習会を開催し、第1回定例会に環境影響評価条例の一部改正を共同提案しました。
公開学習会
「神宮外苑再開発 樹木伐採・移植の現状と今後について」
1/21(火)16:00~ @都議会第2会議室
講師:藤井英二郎さん(千葉大学名誉教授)
神宮外苑の「移植」の現地視察の記録ビデオを視聴して、ずさんで性急な移植の実態を共有し、藤井英二郎さんの解説とお話しを伺いました。改めて、安易な「移植」では樹木の保存はできないことを確認しました。
*Youtubeで録画をご覧になれます。
https://youtube.com/live/QxtRytDw6EQ
環境影響評価条例の一部改正を議員提案
3月11日に都庁記者クラブで行った記者会見には、世界イコモス文化的景観科学者会議日本代表の石川幹子さん(東京大学名誉教授)、環境アセス研究の第一人者・原科幸彦さん(千葉商科大学教授)、街路樹の専門家・藤井英二郎さん(千葉大学名誉教授)から賛同のメッセージを寄せていただきました。
記者会見の記事に漢人の発言が、<漢人明子都議(無所属)は会見で「外苑の問題に向き合ってきた中で、内容をしぼった改正案になった」と説明>と掲載されました。
神宮外苑再開発「一方の当事者だけの意見で結論を出した」 東京都の環境アセスメント条例に足りないもの 2025年3月13日
「環境影響評価条例の一部改正条例案」は、3月19日の環境・建設委員会に付託されましたが、質問は全くなく、3月28日の最終本会議で、自民党、都民ファースト、公明党などの反対で、賛成少数で否決されました。
*東京都環境影響評価条例改正案 POINT
第74条の2の改正
審議会の判断で、審議会の委員以外の専門家など「適当と認める者」の出席を求め、意見や資料の提出を求めることができるようにする。
第91条の改正
環境配慮書、調査計画書、評価書案、評価書などに虚偽の記載があった場合、知事が事業者に必要な措置をとるよう勧告できるようにする。