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ブログを更新★【報告】玉川上水~桜だけじゃなく早春のコブシも秋のモミジも

ブログを更新しました。https://kandoakiko.com/blog/2021/01/1562/


市民による立ち合いが反故にされて進む伐採

 昨年12月10日に、 こだまの会(小金井玉川上水の自然を守る会) の呼びかけによる伐採の是非の「立ち会い」に参加しました。伐採施工業者さんと小金井市の職員もいっしょに参加して、陣屋橋から関野橋までチェックしました。

 森林インストラクターでもあるOさんの適切な指摘で、たくさん実をつけた立派なマユミの木や、春を待つ蕾がいっぱいのコブシの木、何本ものモミジなどなど、かなりの木々の伐採が免れることになりました。

12/10立ち合い1 12/10立ち合い2 12/10立ち合い4

 ところが、なんと!この日の立ち合いは正式ではなかったのだそうで、再度、都の水道局の職員と人数制限された市民による立ち合いが行われ、ほとんどの木が「伐採」に変更になってしまったのです。

 1月22日、伐採作業が進む玉川上水。新小金井橋から東に向かって、北側は伐採前、南側は伐採後で桜の幼木しか残っていない状態です。

 12月の立ち合いで、これはぜひ残してほしいと訴え、その場では伐採から剪定に切り替えられたマユミ、コブシ、ムクにも伐採の赤テープが巻かれていて、どなたかが「切らないで!」というメッセージカードを掛けていました。
 1月31日、メッセージカードは外されましたが、伐採はされずに残っているようです。

「玉川上水みどりのいきもの会議」ができました。

 この間の小金井市のあまりにもサクラ偏重の方針はじめ、年間1000本もの樹木伐採を進める東京都の玉川上水の管理のあり方に疑問をもった市民による市域を超えたネットワークができました。科学的な調査に基づいて生物多様性を尊重する植生管理を求める活動が始まっています。
https://blog.goo.ne.jp/tamamidori21

 すでに、1月22日には、東京都水道局に「玉川上水小金井地区の樹木伐採見送りのお願い」という緊急請願書を提出しています。
https://blog.goo.ne.jp/tamamidori21/e/7b62caa86bf168fb83b3bdfd49ea4260

 また、会のメンバーが行った鳥類調査では、「小金井の玉川上水には林の鳥は住みにくい」という興味深い結果が出たことも発表されています。
https://blog.goo.ne.jp/tamamidori21/e/67373cc878a573db7b30f8699207ce4c