ブログを更新★【報告】5/11都政カフェ「気になる街の緑と食 ~都市農業の現在と課題」
都政カフェ
気になる街の緑と食
~都市農業の現在と課題
ゲスト:高橋金一さん(市内農業者)
5/11(日)14:00-16:00 @宮地楽器ホール・スペースD
(報告:スタッフ 二本木葦智)
都政にかかわる気になるアレコレをゲストを招いておしゃべりする「都政カフェ」の第一弾は、小金井市内で農家を営んでいる高橋金一さんを迎えました。
小金井の農業を取り巻く現状を確認しつつ、その歴史や都市計画における生産緑地制度という特殊な土地の利用形態などについても参加者みんなで学びました。また、高橋さんはPFAS汚染の除去の実験を自宅井戸でされているそうで、PFASなどの汚染物質の測定の重要性についてもお話しいただきました。
特に、およそ20年後には相続の問題から小金井から農家の多くが消えてしまうという問題や、温室効果ガス排出による気候変動の影響で、米不足が今以上に深刻化してしまったり、従来の農業が続けられなくなるのではないかという高橋さんの指摘は、農家視点での危機感が強く感じられました。
私たちが普段食べているお米や野菜が食べられなくなり、今までの日常的な食習慣が奪われることに恐ろしさや、同時に今後の対策を、大急ぎで市民みんなで考えていかなければならないという意識も改めて抱くようになりました。
小金井の農業や自然、日々の食卓を守っていくために、引き続き温室効果ガス削減や異常気象に対する対策をがんばっていきたいと思います。