ブログを更新★【第22期都議会】会派構成/日程/議会運営に関する要望
昨日から第22期の都議会がスタートしました。
まず、8/8の臨時会に向けて、正副議長や所属委員会などの調整が行われます。
7/24(月)世話人協議会(全会派の代表による会議)
7/31(木)8/7(木)各会派代表者会議(議会運営委員会に代わる会議)
8/8(金)臨時会/各委員会(正副議長、正副委員長の選出など)
控室には、各会派から、役員体制のお知らせが届いたり、あいさつに回って来られたりしています。
第一会派は32人の「都民ファーストの会」、第二会派は22人同数で「自民党」と「立憲民主党・ミライ会議・生活者ネットワーク・無所属」の統一会派、続いて「公明党」19人、「共産党」14人、「国民民主党」9人、「参政等」3人、「自由を守る会」2人、そして無所属ひとり会派「やちよの会」「品川からやさしい未来を」「新時代の八王子」「グリーンな東京」です。
会派控室は構成人数に合わせて変更になり、5階フロアーは8/9~9/15の間、工事のため全面閉鎖ます。グリーンな東京は同じ部屋で、工事中の仮控室は4階南側の「第10理事会室」です。
「第22期東京都議会の議会運営に関する要望」を各会派に提出しました。4年前の初当選時は、当時の5つの一人会派でほぼ同じものを共同提出しましたが、この4年、ほとんど改善されませんでした。今回は、すでに同内容での要望を自由を守る会が提出しています。今期こそは、ぜひ、少数会派に配慮した議会運営が行われることを求めます。
2025年7月23日
各会派幹事長各位
グリーンな東京 漢人あきこ
第22期東京都議会の議会運営に関する要望
第22期東京都議会議員は、2025(令和7)年に執行された選挙で都民から直接、選出され、都政を付託されました。例年通り、新任期の東京都議会が始まるにあたって、議会運営における無所属会派の取り扱いについて、会派の議会活動の機会が制約され、少数意見が切り捨てられてしまうことのない、より開かれた議会運営や情報の共有に関して要望します。
また、議会運営については、当期においても議会運営委員会及びあり方検討会で検討されるものと考えております。委員長及び座長に就任される皆さまにおかれましては、以下の通り要望いたしますので、その実現に向けてご検討いただきますようお願いいたします。
記
1.常任委員会委員の交代について
常任委員会委員の交代について、任期4年間を通して一人会派・少数会派を同一委員会に固定化することは発言機会の平等の見地からして望ましくありません。少数会派の希望も聴取すべきであり、委員の交代を毎年度ごとに平等に行うことを求めます。
2.議会運営委員会理事会へのオブザーバー参加について
議会運営の方向性やあり方を決める議会運営委員会について、少数会派も含む全ての会派の意向を尊重することが、円滑な議会運営となることから、全会派の理事会への出席の実現をしていただくことを求めます。
3.質問機会の確保について
都政運営上、議論不可欠な予算特別委員会、各会計決算特別委員会、公営企業決算特別委員会はもちろんのこと、突発的に生じた重大事案に関する補正予算など、議会上程後速やかに質疑と決定を行う場面が増えており、予算・決算は新たに、補正予算については昨期と同様に少数会派の質問の機会の確保を求めます。
4.都議会のあり方検討会における意見の反映について
都議会の情報公開は、都民の知る権利を保障するものであり、アカウンタビリティの基本です。
今までは「都議会のあり方検討会」において報酬について検討し条例改正が行われました。この検討会は、議運理事会の下に設置され、議会改革に関する事項およびその他必要な事項について検討することを目的とされています。会議の傍聴および少数会派の意見も適切に反映される仕組みを講じること、また、政治倫理条例検討委員会への参加等、少数会派の取り扱いを他道府県と同様とすること等を検討議題に加えることを求めます。
5. 議員提案条例への全会派参加について
超党派で議員提案条例が検討される際には、単独(無所属)会派を含む全会派に参加を呼びかけ、応じた会派はメンバーを出せるようにしていただくことを求めます。
以上



