ブログを更新★【委員会報告】中途議決分議案審査~補正予算・築地地区まちづくり調査「浴恩園」、他
3月2日の都市整備委員会は、契約議案と中途議決分の付託議案審査でした。
委員会の録画はこちら(漢人の質問は51:15あたりから)
https://nws.stage.ac/metro-tokyo-stream/arcplayer.html?list=C01_4&id=1&lecno=4
漢人は、都市整備局補正予算の「築地地区まちづくり調査 48億52,08万9千円」の埋蔵文化財試掘調査・旧跡「浴恩園」の評価、再生・保存、調査の現状と今後について質問しました。
以下、漢人の発言原稿と答弁骨子(実際の発言とは異なります)
Q1 予備調査報告書の納品と「築地地区まちづくり事業」事業者募集要項等への質問回答公表が同時期だが、応募事業者には、予備調査報告書は示されたのか。
➡築地まちづくり推進担当部長(答弁骨子)
〇予備調査報告書は、事業者の募集期間中である令和5年4月に当局のホームページに公表
Q2 予備調査の結果の評価の違いについて
HPにアップされているファクトシートの浴恩園に関する記載は「旧築地市場の基礎等で破損している池の護岸とみられる石積みの一部など出土」のみであり、これが浴恩園の池に関するとも読み取りにくい表現だ。また、2/17朝日新聞記事によると、都や都教委、事業者は、現時点で文化財としての「重要と思われるもの」が発掘されたとは評価していないとのことである。
一方、その同じ朝日新聞の記事では、次のように書かれている。<「最も特筆される」「大規模な」遺構として、「春風の池とその護岸の石積み」「秋風の池の東側と中の島の範囲」などが確認され、「埋め立てられた『池跡』であろう」と記されている。「池の周囲の植栽痕」と推測される遺構も見つかった。>、
加えて<「浴恩園は貴重な遺構であることが認識できるようになった」>という「築地浴恩園再生学会」代表理事/旧建設省土木研究所・研究員の長屋静子さんのコメントも紹介している。
さらに、全国の歴史学者や考古学者らでつくる「文化財保存全国協議会」が、浴恩園の保存・再生のほか、調査経過果の公開、調査結果の客観的な評価を担保するための専門家による組織体が必要と訴えていることも紹介している。
2点質問する。
ア)浴恩園についての都としての評価
イ)紹介した朝日新聞記事に掲載された、予備調査報告書から引用した<「最も特筆される」「大規模な」遺構、云々>の記載や、長屋氏の「浴恩園は貴重な遺構であることが認識できるようになった」との評価への見解
➡築地まちづくり推進担当部長(答弁骨子)
〇現在、埋蔵文化財の調査を実施中であり、引き続き、都の教育庁や中央区の教育委員会等の関係機関と協議し、調整しながら適切に対応
Q3 埋蔵文化財本掘調査のスケジュール、概要を伺う。
➡築地まちづくり推進担当部長(答弁骨子)
〇埋蔵文化財については、昨年7月より本掘調査を実施中
〇引き続き、関係機関と協議し、調整しながら、スケジュールも含め、適切に対応
Q4 12/17一般社団法人日本考古学協会・埋蔵文化財保護対策委員会が「浴恩園跡の埋蔵文化財調査に係わる公開要望」を提出し、発掘調査現場の早急な公開と広い意見聴取を要望している。
また、1/31文化財保存全国協議会は、「都旧跡「浴恩園跡」の「埋蔵文化財に関わる要請」として、「高輪築堤調査・保存等検討委員会」を参考に学識経験者による委員会設置と、発掘調査の現場の年度内公開を求めている。
発掘調査現場の公開、学識経験者による委員会置の設置をしないか。
➡築地まちづくり推進担当部長(答弁骨子)
〇文化財保存全国協議会からの要望の点については、関係機関と協議し、調整しながら、適切に対応
コメント 発掘調査現場の公開は、一般公開は先になると思うが、専門家からの要請については、速やかに、適宜対応するべきではないか。
学識経験者による委員会設置も同様であり、支障があるとすればそれは何か明確にすることを求める。答弁を求めても同じ答弁しかないようだが、答弁で繰り返された「適切に対応」は、とても不透明で、納得できる説明ではない。
参照:築地市場跡地に眠る江戸の庭園「浴恩園」 専門家から保存求める声も2026年2月17日
https://digital.asahi.com/articles/ASV2J3CTJV2JOXIE04KM.html



