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【報告】第2回臨時会を終えて~初質問は「緊急医療体制の整備・拡大とパラリンピック開催断念を!」

 8月18日から20日の3日間の会期で第2回臨時会が開催されました。
 ⇒概要(都議会HP)
 https://www.gikai.metro.tokyo.jp/info/extraordinary-session-overview.html


 漢人あきこの本会議初質問「緊急医療体制の整備・拡大とパラリンピック開催断念を!」は都議会HPでご覧いただけます(質問3分+答弁3分です)。
https://www.gikai.metro.tokyo.jp/live/ex2021-2.html
 *8/19の「臨時会」をクリックすると動画画面になりますので、「9 漢人あきこ」をクリックしてください


 臨時会終了にあたっての「談話」を発表しました。



【談話】「2021(令和3)年第2回臨時会」を終えて

2021.8.20
グリーンな東京   
幹事長 漢人あきこ

 今回の臨時会で議題となった4つの補正予算は、5月末の感染者数が500人前後のころに作られた第2回定例会の補正予算をベースにしたものです。現在、感染者は5000人前後、約10倍へと急増しています。深刻化する現在の感染爆発状況に対応できるものではないと言わざるを得ません。
 変異株の猛威も、オリンピック開催によって感染拡大を招くことも十分に予測できたことです。しかしオリンピックは強行されてしまいました。世論調査でも6割の方が「自粛ムードが緩んだ」としているように、オリンピック開催がコロナ感染拡大を招いた大きな要因の一つであることは明らかです。
 その結果、感染状況は「制御不能」、医療提供体制は深刻な「機能不全」に陥ってしまいました。

 いま求められているのは、まず何よりも緊急医療体制の整備・拡大です。臨時の医療提供施設の設置や宿泊療養施設数の拡充が、一刻の猶予もなく求められています。
 新型インフルエンザ特別措置法では、都道府県知事に対し「病院など医療機関が不足し、医療の提供に支障が生じた場合、臨時の施設を開設して医療を提供しなければならない」と定めており、現状は特措法に反する事態です。
 しかし残念ながら、臨時の医療提供施設の設置の方針は採用せず、宿泊療養施設数の十分な確保の見通しも明らかにされませんでした。改めて、自宅療養者の不安解消のための宿泊療養施設数の拡大、重症化を抑制するための迅速かつ効率的な医療提供体制の整備を求めます。

 しかし、医療資源には限界があります。根本的には感染拡大を抑制することが必要条件です。そのためには、都民の心に寄り添い共感されるメッセージが必要です。人流を抑制するために自粛を要請しつつ、同時にパラリンピックを開催し、子どもたちの観戦を推進することは、アクセルとブレーキを同時に踏むようなものです。これでは専門家が求める人流の5割削減は実現できるはずもありません。
 オリンピック開催による感染爆発の誤りを再び繰り返すべきではありません。パラリンピックの断念と同時に自粛を要請することこそが、都政への信頼と共感を回復し、感染拡大を抑制する効果あるメッセージとなることは確実です。
 改めて小池東京知事に、いのち最優先の決断を求めます。