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【報告】12/4初めての漢人あきこの都議会報告会

(報告・横須賀雪枝)

 12月4日(土)10時〜12時、小金井の漢人あきこ事務所にて、リアルとZoom併用で、漢人あきこ初の都議会報告会を開催しました。
 参加者は会場参加11名、Zoom参加11名、市議会議員も2名参加いただきました。小金井市民16人、初めての方が3人でした。この日は市内で障害者週間のイベントもありそちらに参加の方も多く、日程が被ってしまったのは残念でしたが、ポスティングした都議会レポートを見て来てくださった方もいて、活発なやりとりのある都議会報告会になりました。

【当選から5ヶ月、全力投球のフル回転】
 都議選に当選したのが7月4日、12月4日でちょうど5ヶ月。この5ヶ月を振り返る報告会となりました。
 7月23日の任期が始まる以前からオリパラ開催中止を求める要望書を出すなど、最初からずっと前のめりにフル回転でやって来られた活動の様子を1時間強テンポよく漢人さんから報告がありました。
 すべてに触れると大変な長さになるので、特に印象深かったことをこちらに記します。

【一人会派でもできること】
 都議会の場合、小金井市議会と違って一人会派の発言の機会なども限られていて、なかなか意見表明することが難しいのが現状です。しかし文書質問という方法で東京都から答弁を引き出すことができます。早速これを使って都市計画道路問題、ゼロエミッション東京戦略2020についてなどなど、質問しています。
 一人会派の連名で少数意見も尊重される議会運営の申し入れもして、常任委員会は一人会派5名で振り分け、無事第一希望の環境・建設委員になることができました。委員会は質問時間を事前通告すれば好きなだけ質問できるので、委員会の場を使って道路や環境問題についても今後も切り込んでいく予定ということなので、期待大です。

【初質問で都知事答弁を引き出す】
 8月の臨時会で3分の初質問。コロナ対策として「自宅療養」ではなく、病床・宿泊療養施設の大幅拡充を。コロナ感染拡大防止のため、パラリンピックの開催断念を!と質問。知事答弁を求めたのに部長答弁だと言われたところを粘って、知事から答弁いただけたとのこと。内容は芳しくなかったですが、粘り勝ちは良かったですね。

【小中学校混合名簿について調査】
 8月、漢人さんが長年取り組んできた男女混合名簿の都内の現状について、議会局に調査を依頼し、9月に結果が出ました。大事なことだなとは思っていたものの、この調査がどういう意味があるのか報告を聞くまでよくわかっていなかったのですが、かつて混合名簿に強く反対する都議などがいて導入できなかった市で、今回の調査をきっかけに来年度から100%実施が決まったなどの動きがあるそうで、こういう動きも大切なんだとわかりました。

【市民からの質問も活発に】
 参加者からの質問も活発に出ました。主に3テーマ。
1.都市計画道路問題。
2.新型コロナ対策について(保健所の対応への不満、病床不足など)
3.都議会と市議会の違いや都議会独特の風習などについて。
やはり新型コロナの次にくる波に備える対策の強化は多くの人が要望していることのようです。

 漢人さんからの報告で、都議会がとても近く感じます。これからも定期的な都議会報告会やニュースの発行で、都議会のリアルを伝えていただけたらと思います。

 漢人さんが都議になったおかげで一人会派であること、女性の都議であること、を特に意識するわけですが、その少数派であることで苦労も多いことを知ると同時に、少数派としてのやりがいを感じれおられることも伝わってきます。一人会派の権利も女性の地位も向上できるよう漢人さんと市民で一緒に頑張っていかなければと思いました。