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【報告】環境・建設委員会~9/14、/30

第3回定例会の開会前と会期中の環境・建設委員会についてまとめて報告します。

◆9/14(水)<環境局>
主に「檜原村産廃焼却場の建設計画に関する陳情」(全12件)の審査

陳情の取り扱い(継続か採決か)をめぐる調整で開会が遅れ、質疑終了後にも2時間以上の休憩が入りました。この1年で初めてでしたが、委員会としても久しぶりのことだったそうです。
結果は……
〇慎重審議(その理由はいろいろ)を求める陳情9件
 ➡全会一致で「趣旨採択」

〇設置申請の不許可を求める陳情3件 ➡「不採択」

*不許可を求める3件は当初、共産、グリーンは採択、立憲が継続、他が不採択の意向を表明
 ⇒共産、グリーン、立憲で「継続」を主張
 ⇒慣例では複数会派が継続を主張すれば継続なのですが、自民、都民ファ、公明が採決を主張して譲らず(慣例はルールではないそうです)
 ⇒採決して不採択/採択:共産2、グリーン1 不採択:自民2、都ファ3、公明1、立憲1
という経緯でした。

録画はこちらでご覧になれます。
*陳情審査は<0:43:07>くらいから、漢人の質問は<1:44:14>くらいから
https://metro-tokyo.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=613

今回は都議会常任委員会としては初のオンライン会議で、おひとりZoomで出席し質疑しました。

漢人の質問は、
〇焼却場には冷却水が必須なのに、「水の確保」の根拠がない申請書は法が求める技術的な基準を満たしていないから不許可!
〇あとからボーリング調査を始めて作る補正資料を無期限に待つなんて行政手続法にも反しているのではないか! などです。

◆9/30(金)<環境局>
環境基本計画/環境確保条例改正の基本方針/生物多様性地域戦略の改定(中間まとめ)/保全地域の保全・活用プラン(中間まとめ)などについて質問
「新築戸建て住宅への太陽光パネルの設置義務化の見直しに関する陳情」審査

漢人の主な質問項目は以下
・太陽光発電設置義務化は着実な条例化と実質的な早期施行
・廃棄パネルのリユース・リサイクル体制の確立
・「責任あるサプライチェーンにおける人権尊重のためのガイドライン」の全庁的な徹底
・系統電力の7割を占める東京電力の再エネ利用割合拡大は必須
・エネルギー貧困への対策を
・市区町村との連携
・生物多様性地域戦略について19点の修正提案
・都心部と多摩地域をつなぐ緑の回廊としての「崖線」「用水・上水」の保全の強化
・小金井の国分寺崖線エリアの開発行為=道路計画について、地域戦略はなんらかの盾になるのか
・玉川上水の生物多様性調査と分析、市民・専門家との維持管理を

録画はこちらでご覧になれます。
*漢人の質問は<2:21:30>から1時間
https://metro-tokyo.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=622

ご協力いただいたみなさん、ありがとうございます!