ブログを更新★【パブコメ明日締切り!】小金井市都市計画マスタープラン中間報告(案)
小金井市都市計画マスタープラン中間報告(案)に対する意見募集(パブリックコメント)は明日18日(木)が締切りです。 ➡詳しくは市HP こちら へ
◆「はけと野川を壊す都市計画道路」の廃止・見直しを明確に
小金井市にとって、とても重要な「はけと野川を壊す都市計画道路」に対する小金井市の方針を決めることになる注目の計画です。
この間、市議会は12回も見直しなどを求める意見書を東京都に出しているし、市民アンケートでも見直しの意向がはっきりしています。西岡市長も一昨年の市長選の直前には東京都に対し「事業化に賛同できない。小金井市長が了承できない状況下での事業化は進めないよう求める」との「要望書」を提出しています。
ところが、今示されている「中間報告(案)」では、11本の都市計画道路について、「東京都と連携して(略)道路整備を計画的に進めます」「なお、社会経済情勢及び地域のまちづくりの変化などを踏まえ、必要に応じて今後の方針を検討します」とあり、「推進&今後見直すかも」という表現なのです。
20年後のまちづくりの方針を示す小金井市都市計画マスタープランなのですから、ここで「計画の廃止・見直し」の市の明確な方針を示すべきです。
◆ 気候危機の時代の道路整備の基本的な考え方の見直しを
そもそも、道路整備によってCO2排出削減、大気汚染軽減を図るという考え方を大きく変える必要があります。気候危機の深刻化を受けて、政府も2050年CO2排出ゼロを宣言し、東京都は2030年50%削減(2000年比)の方針を示しました。道路整備に要する期間(年月)よりも短期間での、自動車利用・台数の大幅減少、非ガソリン化、低炭素な交通手段への転換が迫られています。道路整備に伴う環境破壊やCO2排出も回避するべきなんです。
◆ 玉川上水に「生物多様性」「みどりの保全」を
また、この間、小金井桜復活一辺倒になっている玉川上水について、「生物多様性」や「みどりの保全」などでの位置づけもするべきです。
2017年の<漢人あきこの緊急提言>より
”はけ”と野川を壊す都市計画道路はいらない
—漢人の提出したパブコメ原稿—–
7p
③水・緑・環境共生 ■主な課題
●国分寺崖線(はけ)のみどりを守るとともに、多様な生態系の確保が必要である。
(意見)玉川上水も追加するべきです。
12p
5.これからのまちづくりに求められるもの
(1)土地利用
○国分寺崖線(はけ)の保全・野川周辺の生態系再生などを通じた多様な動植物の生存環境の確保
(意見)玉川上水も追加するべきです。
(3)水・緑・環境共生-1
○玉川上水の一部地区における、風致地区の指定の継続
○国分寺崖線(はけ)及び野川の連続したみどりの保全
(意見)玉川上水についても「みどりの保全」の文言を追加するべきです。
(3)水・緑・環境共生-2
○幹線道路の計画的な整備による大気汚染の軽減の推進
(意見)気候危機の深刻化を受けて、政府も2050年CO2排出ゼロを宣言し、東京都は2030年50%削減(2000年比)の方針を示しました。道路整備に要する期間(年月)よりも短期間での、自動車利用・台数の大幅減少、非ガソリン化、低炭素な交通手段への転換が迫られています。道路整備に伴う環境破壊やCO2排出も回避するべきです。よって、この項目そのものが成り立ちません。
16p
(5)小金井の特性をいかした「みどりの拠点」の形成
・ 小金井公園、武蔵野公園、野川公園などの大規模公園及び国分寺崖線(はけ)の豊かな水と緑の自然環境を保全するとともに、野川周辺の生態系再生などを通じた多様な動植物の生存環境の確保を図ります。
(意見)玉川上水も追加するべきです。
19p
②都市構造を支え、人・モノが円滑に移動できる道路網の整備
(1)広域幹線道路の整備方針
・ 東京都内の広域交通を処理し、市の外周を形成する路線を広域幹線道路と位置付け、未施行区間の都市計画道路については、東京都に整備推進を要望します。
都市計画道路3・1・6号線(東京立川線)【五日市街道】
(意見)玉川上水を損なうことになる道路整備を推進するべきではありません。
(2)幹線道路の整備方針
・ 広域幹線道路とともに本市の骨格を形成し、主に市内の交通を処理する路線を幹線道路と位置付けます。
●都市計画道路の整備
・ 東京都と連携して、地域のまちづくりの特性、整備済み着手路線との連続性、道路ネットワークの形成、自然環境及び景観などの保全を勘案して、道路整備を計画的に進めます。
・ なお、社会経済情勢及び地域のまちづくりの変化などを踏まえ、必要に応じて今後の方針を検討します。
都市計画道路3・4・1号線(三鷹国分寺線)【連雀通り(一部)】
都市計画道路3・4・11号線(府中東小金井線)【東大通り】
都市計画道路3・4・12号線(多磨墓地小金井公園線)【緑中央通り(一部)】
(意見)国分寺崖線と野川の自然と景観を損なうことになる道路計画は廃止すべきです。「必要に応じて今後の方針を検討」とありますが、すでに社会経済情勢は変化しており市民の意向もこれらの道路計画の廃止を求めているのですから、この都市マスに見直し・廃止を明記するべきです。
21p
3-3.水・緑・環境共生の方針
目指す将来像
●小金井公園をはじめとした大規模な都立公園、野川及び国分寺崖線(はけ)など、市内にある豊かな緑及び水辺空間は、市民の散策及び憩いの場であるだけでなく、市外からも多くの人が訪れて楽しむ光景が広がるとともに、これらの自然環境が持つ多様な機能を活用した魅力あるまち
(意見)玉川上水も追加するべきです。
(3)良好な景観形成
・ 玉川上水周辺の一部は、武蔵野の野趣に富んだ自然的景観及びこれと一体となった史跡、名勝などがあることから、風致地区としての景観を維持します。
(意見)「武蔵野の野趣に富んだ自然的景観」を維持すると明記することは重要です。現在その景観が大きく損なわれていることから、この回復も掲げるべきです。
22p
(4)生物多様性の維持
・ 野川の自然再生に関し、関係機関と市が協働し継続して取り組み、生物の生息空間の適正な維持管理を推進します。
(意見)玉川上水も追加するべきです。
④環境共生まちづくりの推進
(1)移動における低炭素化
・ 自動車の運行により排出される二酸化炭素の排出削減を進めるため、幹線道路の整備を計画的に進めることにより、交通量が分散され自動車交通の円滑化による大気汚染の軽減を推進します。
(意見)気候危機の深刻化を受けて、政府も2050年CO2排出ゼロを宣言し、東京都は2030年50%削減(2000年比)の方針を示しました。道路整備に要する期間(年月)よりも短期間での、自動車利用・台数の大幅減少、非ガソリン化、低炭素な交通手段への転換が迫られています。道路整備に伴う環境破壊やCO2排出も回避するべきです。よって、この項目そのものが成り立ちません。