ブログを更新★【報告】小池都知事に「東京オリパラ大会開催中止の要請書」を提出
都議会議員の任期が始まるのはオリパラ大会開会予定の7/23なので、まだ一般市民ですが、7/13に「都議選当選者」として、小池都知事に「感染爆発、医療危機につながる東京オリ・パラ大会の開催中止を求める要請書」を提出しました。
最初は「一般市民だと、郵送か受付での受け取りになるかも…」と言われましたが、東京都オリンピック・パラリンピック準備局の計画推進部調整課長さんが会議室もとって対応してくださいました。
無観客とはなりましたが、海外から来日する大会関係者は53,000人、加えてアスリートが日本選手含めて15,000人で、関係者の内1,600人がいわゆるオリンピックファミリーとのことです(7/13時点)。だいぶ絞られてはきましたが、ずさんな行動管理の実態も明らかになってきています。
東京の新規感染者は1,000人を超えて急増し続け、4週間後には2,406人との予測も示されました。4回目の緊急事態宣言を発出しても、一方でオリパラ開催では効果は期待できません。コロナ感染拡大のリスクを少しでも減らすために、「中止」の声をあげていきましょう。
2021年7月13日
東京都知事 小池百合子 様
第20回東京都議会議員選挙
小金井市選挙区当選者(無所属)
予定会派「グリーンな東京」
漢人あきこ
感染爆発、医療危機につながる東京オリ・パラ大会の開催中止を求める要請書
新型コロナウイルス感染症の新規感染者が増加し続け、4回目の緊急事態宣言も発出されたにもかかわらず、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会が開催されようとしています。
7月4日に行われた第20回東京都議会議員選挙では、開催中止・延期を訴えた候補者が議会の3分の1を超えました。1人区である小金井市選挙区では、「コロナ感染拡大を招く東京オリ・パラ大会の開催断念」を大きく掲げた私・漢人あきこが半数近い得票を得て当選しました。小金井市では、「東京オリンピック・パラリンピックの開催を中止することを求める意見書」を市議会が6月3日に可決・提出しており、重ねての民意の表明です。
東京オリ・パラ大会を開催すれば、確実にコロナ感染拡大を招きます。すでに猛威を振るいつつある変異株の蔓延、東京から世界への拡散も懸念されています。
1年以上にわたって新型コロナと格闘し続け、感染者のいのちを守ってきた医療従事者からの悲痛な声が上がっています。繰り返され長期化する営業自粛や休業の要請で立ち行かない状況に追い込まれている事業者が増え、特に、エッセンシャルワーカーや非正規、シングルマザーなど多くの女性がコロナ禍に直撃され苦しんでいます。オリンピック・パラリンピック大会を開催すれば、さらに多くの人々の命や暮らしを奪う深刻な事態に陥ることは避けられません。
今はすべてのエネルギーをコロナ対策に集中するべきです。
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催を速やかに断念し、政府、関係機関に働きかけるよう強く要請します。