【報告】第11回都政カフェ「どうする?どう生きる? 超高齢社会にむかう東京」
8月30日、看護師で随筆家の宮子あずささんをゲストにお招きして第11回都政カフェを開催しました。
宮子さんからは「看護(介護)の仕事はなぜつらい? ―この国で病むこと老いることの大変さ」と題して、「看護師が患者の生と死にきちんと向き合うためには、労働環境などの社会的要因によるつらさをできるだけ減らす必要がある」「医療の高度化によって支援を受けながら生きる人が増えるなかで進められている『ときどき入院、ほぼ在宅』政策の問題点」など、ご自身の看護師としての経験を交えての基本的な視座をお話していただきました。
漢人からも、この間の都政の課題と、第3回定例議会(9/3~18)の動き、1年後に迫った東京オリンピック・パラリンピック大会の問題や、2050年までのCO2排出量ゼロをめざすゼロエミッション東京戦略と気候変動対策、同性パートナーと職員の福利厚生問題などをレポートしました。
学生時代に接点のあった宮子さんと、30数年を経て7月の参院選でお会いする機会があり、今回のゲストをお受けいただきました。近い地域でそれぞれの年を重ねてきて、新たな場を共にすることができた感慨深い時間でした。