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【報告】環境・建設委員会(事務事業質疑)~11/1、/10

11/1と10の環境・建設委員会で、所管局の事業について何でも質問できる「事務事業質疑」が行われました。漢人の質問の概要を報告します。

◆11/1(火)<建設局>

録画はこちらでご覧になれます。
*漢人の質問は<2:30:00>くらいから
https://metro-tokyo.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=675

〇生物多様性地域戦略の改定にむけて
「生物多様性地域戦略」改訂は環境局が進めていますが、庁内検討会には建設局も入っていて、生物多様性の保全については、施策を展開する現場の多くは建設局にあります。建設局としての認識と現在の取り組みについて質問しました。

〇都市計画道路小金井2路線について
現在進めている作業について、業務委託の終了時期を聞きました。
A. 小金井3・4・11号線外周辺の「地下水調査委託」のとりまとめは11月末を予定
A. 「道路概略検討」では、小金井3・4・11号線外の道路構造等の検討と、3・4・1号線の今後の環境概況調査等の前段階の検討も行っている。とりまとめは12月中旬を予定
*いずれも業者の「とりまとめ」後、都の検査を経て納品。その後公表に向けて調整。オープンハウス開催など検討しているとのこと。

8月に改訂された小金井市「都市計画マスタープラン」では、「都市計画道路の検証を行い、必要に応じて、見直すべきものは見直す」とあり、見直し対象に「2路線を含む」と市長が市議会で答弁。2路線の事業化は凍結し、検証に入るべきではないか、と問いましたが…
A. 「2路線は優先整備路線に位置づけられており、引き続き、事業化に向けて、丁寧に対応していく」と残念な答弁でした。

〇西武新宿線(井荻駅~西武柳沢駅間)連続立体交差事業について
用地測量等説明会が書面開催となった理由と根拠、関係住民への都としての誠意ある対応などについて質問。「地権者をはじめ、地域の方々に対して分かりやすく丁寧な説明に努める」との答弁でした。

〇(仮称)練馬城址公園の整備について
工事が周辺の住環境、自然環境に及ぼす影響についての詳細な情報提供を、広域防災拠点としての機能について、広域来場者の自動車の経路について、など質問。

◆11/10(木)<環境局>

録画はこちらでご覧になれます。
*漢人の質問は<3:01:45>くらいから
https://metro-tokyo.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=686

〇CO2排出量
昨年2021年の世界的にはぶり返しにより過去最高。東京都についても同傾向となる危惧はないか。
A. 現時点での予測は行っていない。 ⇒予想して、来年度予算への対応に反映すべきです。

〇東京電力の再エネ方針と風力発電
風力発電について都の環境配慮の指針のようなものはあるか。
A. 再エネ設備の導入に伴う環境配慮については、関係法令、設置場所の自治体が定める条例等を遵守することが不可欠である。

東京電力の再エネ方針は洋上風力発電で、特に当面は沿岸部に設置される「着床式洋上風力」。都の指針として低周波被害を回避する距離を示すべき
A. 国の検討会では、風力発電からの騒音については、通常可聴周波数範囲の騒音として取り扱うことが適当とされている。⇒つまり低周波は対象外ということ!

〇生物多様性地域戦略の改定について
改定趣旨が庁内に十分に伝わっていない。改定後、速やかに庁内研修を行い、理解を求める必要があると求めましたが…
A. 関係各局と連携した取組を推進 *ちょっと頼りない答弁でした…

〇檜原村産業廃棄物焼却場の建設申請について
給水計画は、廃棄物処理施設の「技術的な基準」を満たしているかどうかを判断する際の必須要件と認識しているか。
A. 水の確保については、焼却施設の安定稼働に不可欠
A. 技術上の基準に適合するかを都が判断する上で、申請内容に応じて、適切な計画を提出させることは、必要だと認識  *これ重要な答弁です!