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【動画】6/5の環境・建設委員会で参考人招致を求める動議

6/5の環境・建設委員会で、注目の神宮外苑再開発について正当な審議を行うために、請願審査への事業者と日本イコモスの参考人招致を求める動議を漢人が代表して提出しましたが、賛成は共産党、立憲民主党の委員のみで否決に!ダイジェスト映像をご覧ください。
 
漢人が代表して述べた動議の提案理由は以下です。
「神宮外苑地区市街地再開発事業」は、今年2月の施行認可、3月の着工と手続きは進められていますが、国内外からの関心は一層高まっています。1/20に公示された「環境影響評価書」に対して、日本イコモス国内委員会から「環境アセス評価書における虚偽」という文書が提出されました。環境影響評価審議会では、4/27および5/18の2回にわたり、事業者による、この文書への反証が行われました。
 
事業者はイコモスの58項目の指摘に対して、すべて退ける説明を行いましたが、自らの説明を裏付ける具体的なデータの提示はありませんでした。にもかかわらず、審議会は、それを受けて「環境影響評価書に虚偽・偽りなし」と判断しました。
 
一方、日本イコモスは、5/18の審議会を受けて「調査が不十分」との記者会見を行っています。日本イコモスはこれまでも審議会での説明や事業者との共同調査を求めてきましたがまったく受け入れらませんでした。
 
審議会で行われなかった両者の議論を都議会として実施し、都民をはじめ広く関心を持つみなさんに対して、明らかにすることで、広範な理解と正当な審議を実現することが求められています。
 
今回、請願者をはじめ多くの個人・団体から、参考人招致の要請が各委員にも届いていることも踏まえ、「神宮外苑地区の再開発計画の審議に関する請願」の審査に関して、事業者と日本イコモス国内委員会の参考人招致を求める動議を提出するものです。