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ブログを更新★【報告】福島原発事故被災地スタディーツアー

 5/23-24、福島原発震災情報連絡センターの第13回総会と被災地スタディーツアーに参加しました。
 福島原発震災情報連絡センターは2011年の福島第一原発事故後に、原発立地自治体の議員を中心につくられた全国的なネットワークです。

 総会に続いて二つの現地報告を聞きました。
〇小名浜機船底引網漁業協同組合の柳内孝之さんから「汚染水海洋放出と福島の漁業」
〇いわき放射能市民測定室「たらちね」の木村亜衣さんと大森透恵さんから「大熊町立学び舎夢の森の開校・海洋調査・福島第一原発の歴史」

 

 総会に合わせて実施されてきたスタディーツアーはコロナで3年ぶりの実施。今年は、原子力災害考証館館長の里見喜生さんのガイドで、浪江町、双葉町、富岡町、楢葉町をマイクロバスで視察しました。

 

➤浪江町:「震災遺構 浪江町立請戸小学校」―沿岸部で津波被害にあい、全員避難した奇跡の学校

   

➤双葉町:「東日本大震災・原子力災害伝承館」―福島県設立の福島イノベーション・コースト構想推進機構が管理運営。政府、東京電力、福島県の責任や教訓の展示が不十分との批判が多い

➤富岡町:「とみおかアーカイブ・ミュージアム」―複合災害による地域の変化の伝承施設 シアター映像や町民証言記録、原発事故の経験・教訓を伝える特別展、収蔵展示

➤特定復興再生拠点として一部立ち入り可能となった夜ノ森団地 泥棒と動物に荒らされた震災時のまま時を止めた住宅、取り壊された更地、売家

➤楢葉町:宝鏡寺「伝言館」―原発事故の教訓を伝える施設。1階説明パネル約100点を展示。地階は広島、長崎資料、第五福竜丸。同館脇に「非核の火」